安全に絶対はありえない
とある元請け会社の安全責任者が作業現場を安全パトロールに行った時の話をご紹介します。作業責任者に安全対策でどのようなことをしているかを尋ねると「安全対策は完璧です」との返事が。「では、あなたの子供をここに連れてきてここで遊ばせても大丈夫なくらい安全ですか?」「それはないです。子供は何をするかわからないので危険です」と言ったそうです。完璧、絶対、大丈夫など日常で簡単に使う言葉です。しかし、人間が行うことに完璧や絶対などがあるでしょうか。
自分では完璧だと思っていても、まわりの人から見たらまた感覚が違うかもしれません。作業現場ではどうでしょうか。工事は一人でできるものではなく、様々な職種の人が集まって行うものです。もし、そのうちの一人でも不安全行動をとれば完璧などなくなってしまいます。安全活動や安全対策には絶対や完璧などない。それを理解したうえで、現場にいる作業者全員が安全を確保する意識が必要です。
どれだけ安全対策をしても「絶対・完璧」などないことを意識して作業していくことが安全対策の第一歩です。
