作業には、きちんとした安全対策を取らないと大事故につながるようなものも多くあります。万が一、死亡するような事故があればその人の人生はそこで終わってしまうのです。

工事はやり直すことができても、人の命は二度と帰ってきません。また、命が助かったとしても、生涯にわたり後遺症に悩まされたり、精神的な苦痛が続き、仕事に就くことができなくなる可能性もあります。

今回は、労働災害が起こった際に本人や家族、そして会社などにどのような影響が出るのかまとめました。

▼現場の安全について、参考記事をご紹介。以下も是非ご覧ください。▼


労働災害が起こったら 〜 本人とその家族は 〜

・怪我による身体的な苦痛、それだけではなく精神的にも大きな苦痛を伴います
・治療に大金がかかることも少なくない。また、働くことができない期間は収入が止まります
・家族は入院通院などへの対応が必要になり、精神的にも大きな負担をかけることになります


労働災害が起こったら 〜 所属する会社や現場は 〜

・現場の工事が中断し、作業の進捗は大きく遅れる可能性があります
・怪我による人員の離脱で、現場の作業効率が落ちます
・会社や現場の社会的信用を落とす可能性があります
・会社や現場は法的な処分を受ける可能性があります


現場作業者の義務について考える

作業者は事故や災害を起こさないために、会社や現場の指示を守る義務があります。現場ごとに設置されている安全活動などに参加・積極的な協力が必要です。作業者の基本的な義務を短くまとめましたので、ご自身が毎日実行できているか、チェックしてみてください。


【現場作業者の義務】

①会社や現場で決められたルールを守る

②職長や監督など、責任者の指示を守る

③保護帽・安全帯等の保護具を正しく使用する

④決められた安全通路を通る

⑤決められた安全標識を守る

⑥安全装置を勝手に外したり、調整したりしない(丸ノコの固定覆いなど)

⑦職長が行う措置に協力して安全作業に努める

⑧自分の安全だけでなく、ほかの作業員の安全にも気を配る