近隣の方への心配りは、建築・工事現場の作業自体をスムーズに進行させるための大きな要員のひとつです。近隣の人と出会ったら、自分の方から挨拶をするように心がけます。建築・工事現場は近隣の方に少なからずご迷惑やご協力をお願いすることになります。日頃の挨拶がなかったことで、些細なことをきっかけにして大きなクレームに発展することも珍しくありません。

工事予定を書面にしてお知らせをする

工事を行う際には、前もって近隣の方々に工事予定表を書いた(チラシなど)をお届けしておきます。工事予定表などを作成する際には近隣の方に工事の予定や内容がひと目でわかってもらえるように、簡潔でわかりやすく大きな文字で書くことを心がけます。

近隣の方々はずっとその場所に住んでいます

建築・工事をその場所で作業することはは一時的なものです。しかし近隣の方々はその場所にずっと住んでいます。施行中に近隣の方に迷惑をかけると、元請け業者やお施主様の評判を大きく落としかねません。常に近隣の方達との人間関係にも気を使って作業を行なっていきましょう。

道路を使用する際には周りに十分な配慮をします

工事で道路を使用する際に自分の私物のように道路スペース使用して車両や資材などで占有する作業者がいますが、これは大変な間違いです。「道路は公共のものであり、使用させていただく」という心がけが大切です。資材を降ろす時にはシートを敷く、道路を汚してしまったら水で流して掃除をする等、道路を使用する際には十分な配慮を行いましょう。

工事終了の挨拶を忘れず行います

足場の組み立て作業や資材の運搬等で近隣住民のお宅にご迷惑をおかけするような作業が終了したら、直ちに作業終了のご挨拶をします。始まりと終わりをきちんとできる人は、仕事もきちんとできる人だと評価されます。